FC2ブログ

晦日の満月PART2


昨日は晦日の月を題材にしました。陰暦では晦日に月が出ることはありえなかった。「晦日に月の出れば、玉子の四角もあるべし」は、その昔絶対に起こりえないことの例えにもなっていたと。

わが国では古来より月の満ち欠けをもとにした暦(太陰暦)を使用してきました。いわばすべての生活の基準が月の運行に依っていたともいえるわけで、それだけに月の形状(満ち欠け)をもとにしてつけられた名前が実に多いですね。十三夜、宵町(よいまち)、十五夜、十六夜(いざよい)、立待(たちまち)・・・などは、いかにも日本人らしい。これを現代風に月齢15.6の月とか16.3の月などと言ってしまうのは、興醒めの極致というものでしょう。

西洋に目を転ずると、さすがにフルムーン(満月)やハーフムーン(半月)とは表現するようですが、望月をはさんだ前後の月をこれほど繊細なことばを使って表すことはないようです。

西洋人が月の満ち欠けにはあまり興味は示さず、むしろ同じ満月でもその観測される大きさで、スーパームーンとかマイクロムーンと呼んだり、ブルームーンとかピンクムーン、ブラッドムーンなどと色をつけて呼んだりするのは、民族の感性の違いが表れているようで興味深いですね。


日本人は「花に嵐、月に叢雲」のたとえがあるように、はかなさが見え隠れする自然現象に人の世を重ね合わせて「美しい」と詠じた。西洋人は、月の大小や色合いに何を感じるのだろう?









◆酒そば本舗トップページへ◆

酒そば本舗トップページへ


**貴方の共感できる生き方がきっとある**

にほんブログ村



FC2ブログランキング



人気ブログランキング


PINGOO!カテゴリノンジャンル
PINGOO! ノンジャンル

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)