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サルビアの花


私は草花の知識には全く暗く、公園などで草木が可憐な花をつつけて見てもいるのを、それがなんという名前の花なのか答えることができません。したがっていつも「名もなき花」とご紹介しています。(笑!

夏の終りから秋にかけて咲く代表的な草花にサルビアがありますね。秋の花壇造りには、真紅のサルビアの花は欠かすことは出来ません。さすがの私でもこのサルビアの名は、承知しております。

サルビアについては、こんな甘くて苦い思い出があるからです。

サルビアはその花弁を指で摘んで引っ張ると、筒状にスポット抜けることをご存知でしょうか?その花弁の根元には蜜が溜まっていて、チュッと吸うとほのかに甘い蜜の味が口中に広がります。

私がサルビアの文字通りの"秘蜜(秘密)"を知ったのは、小学校2年生のとき。クラスの悪ガキ仲間のひとりが校庭の花壇に植えられていたサルビアの花弁を引き抜いて、「吸うと甘いぞ」と教えてくれたのでした。

その悪ガキ(私も相当の悪ガキでしたが)と二人で、一本また一本、チュッ、チュッと蜜を吸っていたら、止めることが出来なくなった。休み時間が終わって教室に戻るころには、校庭はむしり取られたサルビアの花弁で真っ赤に染まってしまったのでした。

あとから先生にこっぴどく叱られたのは言うまでもありません。(笑!


いつもいつも思ってた サルビアの花を~♪
あなたの部屋の中に 投げ入れたくて~♪
そして君のベッドにサルビアの赤い花敷きつめ~て♪


その悪ガキが中学に進級して、2年生のころだったでしょうか。こんな歌い出しの曲がヒットして街に流れた。

まったくの晩生(おくて)でありましたから、そのあとの歌詞を聞いても何のことだかさっぱりわかりませんでしたね。

そんなものベッドの上に敷きつめてどうするのだ。俺なんか校庭に敷きつめて、こっぴどく叱られたことがある、などと。(笑!

ただ、「泣きながら君のあとを花吹雪舞う道を追いかけた」という段になって、さすがに尋常ならざる雰囲気は感じ取れましたが・・・。(笑!


サルビアの真紅の花を見ると、純情な少年のころが思い出されて、私の胸は甘い郷愁に包まれるのです。そして、そっとサルビアの花弁を1本引き抜くと口に含み、あの時味わった甘い蜜の味を確かめてみるのを常としているのです。




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