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新型コロナウィルスとBCG


ほんの一昔前までは、結核と言えば死の病と言われました。治療法といえば、滋養をつけて病に打ち勝つ体力をつけるしかなかった。幸いなことに私らはペニシリン、ストレプトマイシンに代表される抗生物質が発見された以降に生まれ育った世代ですので、その恐怖を知ることもありませんが、人類と結核の付き合いは遥か昔人類発祥の時代から続いてきたということです。

ウエブニュースより
結核菌、初期人類を追ってアフリカから拡大 研究


今はどうか知りませんが、私らが小学生の頃には、年に一度ツベルクリン反応検査というのがあって、腕の内側に薬を注射して赤く腫れ上がるかどうか調べる検査がありました。赤く腫れ上がった箇所の大きさを測って、小さいとBCGという注射を打たなくてはならない。それがいやで、検査直前に腫れ上がった部分を叩いたりこすったりして大きく見せるようにしていたものです。

今思い起こせば、なんとまあ浅はかなことをしていたものだと呆れるばかりですが、幸いなことにたまたま私には抗体がすでにあったということでしょう。以来この歳まで結核に罹患してペニシリンやストレプトマイシンのお世話にならなくて済んだのは、ただただ幸いなことであったというしかありません。

7万年の歴史を持つ結核菌というニュースに、一人の少年が犯した浅はかで危険な行為を思い出したのでした。たかだか50年前のことですが・・・。


ところで、結核の感染を予防するためにBCGの接種を実施している国では、この度の新型コロナウィルスによる重症患者や死亡者数が少ないという報告が注目されています。

日本や韓国、シンガポールなどでは、アメリカやヨーロッパなどのBCG接種を実施していない国に比べて、新型コロナによる死者数が明らかに少ないのは、BCGワクチン接種が免疫系になんらかの影響を与え、新型コロナウイルスに対する防御力を強くしている可能性があるのではないかと。


・・・なんだ、それならば小学生のころズルをしてツベルクリン反応の個所を赤く腫らすようなことをせず、BCGの接種を受けておくのだったと今更ながらに後悔しております。(苦笑!

細菌とウィルスを同一に議論することは医学的観点からすれば避けなければならないことでしょうけれど、球形(コロナ)ウィルスにしたところが人類と有史以来の付き合いのはず。

ただ細菌と違ってウィルスは、次から次へ遷移を繰り返して新しい株を作り出すという厄介な性質を持っているそうですから、有史以来の人類との付き合いといっても、今回の新型コロナウィルスは、人類にとって未知のウィルスであったということでしょうか?


ツベルクリンのハンコ注射のような新しい抗体の検査方法と、BCGのようなワクチン接種法が開発されて欲しいものです。そしたら、今度は絶対にズルはしないようにします。(爆笑!






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