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イカナゴのくぎ煮


北陸の雪国に住む者にとって一年で一番うれしい時期は、2月の終わりから3月初めにかけてではないでしょうか。今日のように雪が少し舞ったとしても、もう積もる心配もありませんし、何よりも一日一日春の足音が高くなるのを実感できるからです。

今冬は例年にない暖冬の年で、平野部では除雪車の出動もなかったという大変珍しい年だったにしても、もうすぐ弥生3月というこの時期が、北陸人にとって一番心が浮き立つ時期と言えましょう。


これが兵庫や大阪の人々ということになれば、何に春を待つ心が表れるかというと、「イカナゴ漁」ということになるのかも知れません。

春の訪れを告げる播磨灘と大阪湾のイカナゴ漁、ことしはいつに解禁日となるのだろう?

「イカナゴ」も「くぎ煮」も当地ではあまり聞きなれぬ名称です。いったいどんな魚かと調べましたら、当地では「小女子(こうなご)」と呼ばれていますね。この魚を醤油と水飴で甘辛く煮た佃煮のことも「小女子」と同じ名で呼んでいますが、これが「くぎ煮」のことなのでしょう。小さな魚体が煮られてくの字に折れた様子がちょうど釘のように見えますから、きっと「くぎ煮」というのかも知れません。

アツアツのごはんに乗せて頬張ると、口一杯に甘しょっぱい醤油の香りと魚の旨みが広がり、これだけでごはんが3杯食べれそうです。

ただ佃煮は日持ちがするので、この「くぎ煮」も一年中口にしているようにも思えるのですが、それでも春を告げる魚というのであれば、これはこの時期に食べるのが風流というものでしょう。


・・・う~ん、春を告げる「イカナゴ」の「くぎ煮」ですか。

早速に今晩は「小女子(こうなご)」を食べて、春を実感するとしますか♪





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