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遊遊漢字学」が楽しみPART110「ケモノヘンを持たぬ動物」


毎週日曜日のお楽しみ、漢字学者阿辻哲次氏の日経連載「遊遊漢字学」。今回の講座はいつもと違って、「ケモノヘンを持たぬ動物」という題になっています。

冒頭「馬や象や羊にはどうしてケモノヘンがつかないの?」という小学生の質問が紹介されています。これは中国語学を専攻している大学院生でもなかなか思いつかない質の高い質問だと、阿辻先生もおっしゃっていますが、私はこの「遊遊漢字学」を毎週逃さず読んで勉強してきましたからね。その答えはすぐにわかりました。

「馬」や「犬」「象」「羊」は、人々の日常生活に密接に関わって来た動物で、身近に接して来たはずですから、象形文字として漢字があみ出された初期の段階ですでに存在したはず。一方「ケモノヘン(犭)」のつく動物は、人々の生活に密着してはおらず、それこそ動物は自然界にあまたおりますから、「犭」で動物をであることを表し、その動物の呼び名を音として表記して両者の組み合わせて表したというわけですね。

ところで我々は、「犭」は「ケモノヘン」と呼ぶことに何の疑いも持ちませんが、「犭」は「犬」がヘンになったものだということ、ご存知でしたか?いわば「イヌヘン」というわけです。

もともとは「犬」に関することを表したものに限って「犭」が使われていたものが、「犬」以外の動物一般も意味する漢字の部首として使われれうようになったのだと。


世界に類をみない優れた表意文字漢字であればこそ、「猫」「猿」と書かれれば我々は一目それが動物を表しているとわかります。ところで今回阿辻先生は「獺」という漢字も動物を表していると紹介されていますが、「獺」っていかなる動物か私にはわかりませんでした。(涙!

しかし、まあ、これを「カワウソ」と読める人、阿辻先生ぐらいのものじゃないかな。(笑!




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