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「遊遊漢字学」が楽しみPART100「口」


毎週日曜日のお楽しみ、漢字学者阿辻哲次氏の日経連載「遊遊漢字学」

私がこのブログで取り上げてより、本日が100回目となる記念すべき「遊遊漢字学が楽しみ♪」。今週阿辻先生が取り上げた漢字は「口」でした。

まあ、日本人なら「口」が何を表すか知らぬ人はいないでしょう。やさしい漢字です。


冒頭、人間には「口」は一つしかないから、口の数と人の数は必ず同じになり、そこから「人口」ということばができたと阿辻先生がご指摘のように、なるほど私たちは「口」を無意識のうちに数としてとらえていますね。

この時期なら、皆さん宝くじを「何口」買われましたか?・・・などというように。(笑!


一方人間の消化器官としての「口」という意味からからも、「呑」む、「啖(くら)」う、「齧(かじ)」るといったことばが派生しているとも。また、口からは音声や息も出しますから、「咳(せき)」、「吹(ふ)」く、「啼(な)」く、「嗤(わら)」うといった漢字もつくられたと。

う~む、言われてみればその通り。ずいぶんあるものですね。

ちょっと私も「口」が使われる言葉を考えてみました。
まず思いつくのは、「入口」「出口」。起点となる場所を表しますね。「乗口」「降口」も同類でしょう。「傷口」はぱっくりと割けた様子が「口」を連想させるからでしょうか。「切口」は開封された場所のことですから、やはり「口」と関連しています。

「利口」は器官としての「口」とはまったく違っているように思われますが、頭脳と口とどのような関係がそうさせたのでしょうか?阿辻先生におたずねしてみたいです。


次に「口」を使う慣用句。これも山のようにありますね。
「口が軽い」「口が重い」「口うるさい」「口が過ぎる」「口が腐っても」「口から生まれる」「口を揃える」「口を割る」「口を酸っぱく言う」「口角泡を飛ばす」「言う口の下から」「口八丁手八丁」「口三味線に乗る」「開いた口が塞がらない」・・・。

私が思うに、これらの慣用句はもともと中国より伝わったのでなく、いずれも漢字が日本に伝来して以降、わが国で作られたことばではないか。本家本元の中国で、たとえば「口から生まれる」とか「開いた口が塞がらない」と言っても、中国人には意味が伝わらず、それこそぽっかり口を開けて首を傾げるのではないでしょうか?

それでは、「目」や「耳」はということになるのですが、中国ではどのような「目」や「耳」に関係する漢字が作られてきたのでしょう。またどのような慣用句や諺があるのでしょう。

ちょっと調べて「遊遊漢字学」の二番煎じをやってみようかしらんなどと、「口に衝いて出る」ままに「軽口を叩く」ようなことを言っております。

・・・いかん、いかん。「口は災いのもと」の例えもあります。そんなことは「口が曲がっても」発するものではありません。(笑!







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