こんな計算してみました・・・。
量子コンピューターということばは承知していましたが・・・。今のコンピューターとは計算の仕方が根本的に違う量子の概念を応用したコンピューターだということです。
その「量子ビット」と呼ばれる計算単位を使うことで、膨大な情報をまとめて処理することが可能になり、計算の回数が大幅に削減できるため、計算時間が劇的に短くなる。
そんな夢のような計算手法「超計算」を人類は手中にしたようだと、本日の日経は第一面トップで報じています。
記事によれば、このほど最先端のスパコンでおおよそ1万年かかる計算問題を、グーグルが開発中の量子コンピューターが3分20秒で解いたということです。
1万年 × 365日 × 24時間 × 60分 = 52憶5,600万分
3分20秒 = 3.33分
52憶5,600万 ÷ 3.33 = 1,578,378,300
実に15億7,800倍の早さということになります。数字が大きくて分かりづらいですね。仮に毎時60キロの速度の車と比較するとしたら、
60 × 1,578,378,300 = 94,702,698km/時 ≒ 9,470万km/時
今我われが使用できる最速のスパコンが時速60キロの車だとすれば、時速9,470万キロで走る乗り物ということになります。
国際宇宙ステーション(ISS)は地球の軌道上を時速27,600キロで回っているといういことですが、
9,470万 ÷ 27,600 = 3,433
国際宇宙ステーションの3,000倍以上の速さの乗り物ということになりますね。
さて、はたして人類は時速60キロの自動車からそんな速い乗り物に乗り換えて大丈夫なのでしょうか?
・・・目が回ってしまわないか?(笑!
スマホどころかガラケーさえ持て余しているアナログ世代のオヤジの繰り言でした。
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