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夏は来ぬ。


昨日は全国的に好天に恵まれ、各地で7月上旬を思わせる陽気に、早くも「こまめな水分補給が大切です」と、熱中症対策が叫ばれているようです。

今日ではペットボトル入りのお茶や、スポーツドリンクがいたるところで販売されていて、簡単に手に入るようになりました。

我われが子どものころは、街にコンビニなどはありませんでしたし、自動販売機などというものもなかった。もっぱら水分補給といえば、井戸水で冷した麦茶か番茶。

私の生家は大所帯だったから、夏も盛りともなると、母は大きなやかんでお茶を沸かすと、流し放しにした井戸水をたらいに張り、その中にザブンと豪快につけたものでした。

というわけで、高い安いの違いこそあれ、当時の各家庭の茶葉の消費量は一定量が必ず見込めたものでしたが、昨今では急須がないという家庭も多くみられるのは、さみしい限りです。

かく言う私ですが、急須で入れたお茶を飲むなどという機会も、ずいぶん少なくなりました。直近では5月6日の<
a href="https://plaza.rakuten.co.jp/sakesoba/diary/201905060000/" target="_blank">「八十八夜」くらいのもの。


当地北陸富山は米どころ、近頃では転作政策の影響で麦や大豆もずいぶん作られるようになりましたが、転作でお茶の木が栽培されているという話は聞きません。

子どものころより見慣れた風景は、5月の上旬ならば代掻き。中旬になれば田植え。


    
残念ながら、「あかねだすきに菅(すげ)の笠」 という「茶摘み」に歌われている光景は見た経験がありません。唱歌でいうならば、もっぱら「茶摘み」よりも「夏は来ぬ」といったところでしょうか。


卯の花の におう垣根に
ほととぎす 早も来 啼きて
忍び音もらす 夏は来ぬ

さみだれの 注ぐ山田に 
早乙女が 裳裾ぬらして
玉苗植うる 夏は来ぬ


立夏も過ぎてはや二十日余りになろうとしていますが、当地の今日は朝から晴れ渡り、爽やかな日となりました。開け放った窓からの風は肌に心地よく当たります。


夏は来ぬ。

Summer has come.


英語でも日本語でも簡潔に言い表せますね。




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