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お茶の飲み方いろいろ・・・。


日本を代表する文化の一つに「茶の湯」があります。

私も日本人の一人、究極の「侘び・寂び」を追求した文化ということは、知識としては承知しています。あくまで知識としてとことわりを入れなければならないのが、残念ではありますが。

・・・正直に申しあげます。あのように堅苦しい所作を強要される狭苦しい茶室の中で飲む抹茶は、決して美味しいとは言いがたい。(苦笑!

ところでNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」は、いよいよ終盤を迎えました。徳川家康に臣従を誓わせ、九州を平らげ今や天下人となった絶頂期の秀吉と、その秀吉と少しずつ亀裂が生じてきた官兵衛が描かれていますね。

利休が秀吉のそば近くにあって、茶を点ずるシーンもたびたび出て来ます。秀吉と茶の湯といえば、黄金の茶室があまりにも有名ですね。その黄金色に輝く茶室を利休はどう思ったか想像に難くありませんが、それから時が流れること400数十年余り、今度は銀色に光る茶室が現れようとは利休も想像だにしなかったに違いありません。


ウエブトピックスより、アルミの茶室でお点前

その名も「虚象庵」。はて、「虚象」とは虚像のことか?ならば実在しない見せかけの姿ということになりますね。なるほどこの世の森羅万象は像を結ばないと。名前だけはえらく哲学的だな。利休好みの名前と言えるかもしれない。


我が故郷富山県高岡市の伝統工芸と地場産業のアルミ加工技術を融合して製作されたというのは、うれしいことではありますが、銀色に光るメタリックな茶室で喫する抹茶の味やいかばかり。

慶長年間にはなかった金属、アルミニュウム。新しいもの好き、珍しいもの好きの秀吉ならば、飛びついたに違いないでしょうけれど、いかに我が郷土の経済を支えるアルミ産業の産物とはいえ、私は少なからず興ざめです。


なにしろ、アルマイトの弁当箱を携えて学校に通った世代ですから。。。(笑!

弁当を食べた終わった後、空になった弁当箱にお茶を入れてもらって、蓋を箱の底に重ねてアツ、アツと言いながら飲んだものです。


果たして利休は、アルミの茶室で茶を立てることを是とするでしょうか?

まあ、金属の四角いご飯を詰める箱でお茶を飲むなどということだけは、きっと顔をしかめること間違いないと思いますけど・・・。(爆笑!




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