夏至ライトダウン
観光施設や企業などの照明を落とし、地球温暖化防止への理解を呼びかけるイベントが、今年も夏至の日にあたる21日夜に実施されたという話題。
さすがに「ライトダウン」が何を目的にどういうことをするのかは承知していましたが、それが10年以上も続けられていたとは知りませんでした。
ウエブトピックスより
通天閣も「夏至ライトダウン」…温暖化防止で
地球温暖化が叫ばれて久しいですが、原油価格が高騰しガソリンをはじめとする石油製品や化学工業製品が高くなるとなれば節約しようという気にはなっても、次々と温暖化ガスを排出する我々の営みがこの星の環境を破壊していると言われても、ならばどうしろというのか、どうしたらいいのか、どうもピンと来ませんね。
環境省の呼びかけで全国の1万9500か所以上で行われたというライトダウン、午後8時から2時間で約31万キロ・ワット時の電力が削減されたということです。
ならば、毎晩やればいいじゃないか、2時間といわず一晩中やればいいじゃないかというと、そんなことが出来ようはずもありませんね。記事にも書かれている通天閣を例にとれば、たちまちのうちに広告収入が途絶えてしまうことになりますから。
結局は年一回のイベントということですから、イベントに参加する方は方で環境問題を深刻にとらえていますよと、体面を繕うだけのことに利用しているだけにすぎないのじゃないかと言いたくなります。
もっとも我々は我々で、灯の落ちた通天閣の夜景もまたすばらしいなどと、イベントの本質からかけ離れたことを平気で言ったりしていますから、どちらもどちら、危機感の希薄さにさほど違いはないと言えるかもしれません。
さて、待ったなしと言える地球温暖化問題、我々はどう対応したらいいのでしょう?無駄な電気はこまめに消しましょうというようなことではたして間に合うのでしょうか?
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