バラの大輪
高岡おとぎの森公園ではバラが見ごろというので、さっそく公園へ行ってまいりました。

ところで皆さんは、小学校の運動会のときに、紙で応援に使うボンボンを作らせられたという記憶ありませんか。
和紙のような薄い紙を何枚も重ねて、それを帯状に折りたたんだら、その帯の真ん中を輪ゴムで締めて両端から紙を1枚ずつはがすようにめくっていくと、ちょうど写真のバラのような大輪の花が出来上がる。
・・・あれは小学校2年生か3年生のときだったか。学校でボンボンの作り方を教わり、運動会の当日に各自2個家で作って来るようにという先生の指示。先生は確かにそれを「宿題」と言ったのではなかったか。
皆さんはどうでしたか?宿題は家でやって来るもの。それを当日になってから学校でやるなんて子は、イケナイ子。そんな風に頭に刷り込まれていたように思います。
今思えば、畳んだ状態で持って行き、直前に紙を広げればいいものを、純真無垢な少年にとっては、宿題はあくまで家でやって来るもの。
完全にやり遂げられた状態でカバンに入れられた宿題を、学校で取り出そうとして驚いた。中からはぺしゃんこにつぶれた大輪の花が2個。(笑!
この私にもそんな純粋無垢な時期が確かにあったことを思い起こさせる、バラの大輪でありました。

にほんブログ村