オリンピック期間中サマータイム導入?
東京オリンピックの暑さ対策として、組織委員会会長の森喜朗元首相がサマータイムの導入を政府に申し入れたそうです。安倍首相は「サマータイム導入は一つの解決策」と答えたとか。
競技の開始時間を早朝にずらせば、早めた分だけ涼しい時間帯に競技ができますが、それもせいぜい1時間か2時間のことでしょう。その分日中の暑い時間帯に競技することを取りやめ、夕方の時間帯を伸ばそうということなのしょうか?
それだけのことなら、わざわざサマータイムを導入することもないのではないか?
競技種目によって競技時間が違って来ることも考慮しなければなりませんが、仮に陸上のトラック種目の競技時間が、(9時~12時、13時~19時)の予定だったとしたら、(7時~11時、16時~21時)と時間変更すればいいだけのことです。マラソンのスタート時間が10時だったとしたら、7時スタートとすればいい。大方の選手は9時半ころまでには競技場に戻って来れるでしょう。
オリンピックの時期だけサマータイムを導入したら、交通機関はもちろんのこと、金融機関の決済システムや、製造業のラインシステムの変更等、日本国中大混乱になること間違いありません。
そんなことなら前回の東京大会のごとく、10月10日開催ということにしたらどうか?スケジュールをそのまま3カ月スライドさせるだけで、暑さ対策はいとも簡単に解決されでしょうに。

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