これがひと目ぼれのメカニズムと言われても・・・。
科学の世界は日進月歩。この世の森羅万象が科学的に解き明かされていくことは良いことではあるのでしょうが、ひと目ぼれのメカニズムまで解き明かすことはなかろうに、まったく無粋なと思いませんか?
男性なら誰でも見目麗しい女性に出会ったとき、ドキリと心臓が高鳴った経験をお持ちでしょう。
そのとき貴方の脳内では、激しい感情を抱いた時に出る神経伝達物質の分泌が増え、特定の脳ホルモンが増加し、血液中の男性ホルモンの濃度が瞬時に下がっていたに違いありません。
早稲田大の研究チームによって、異性の存在が性ホルモンの分泌を瞬時に変化させる新しい仕組みが、ニホンウズラを使った実験で解明されたということです。
ウエブトピックスより、わかったぞ!一目ぼれの脳内の仕組み
ほぉ~、ウズラの雄ってなかなにお盛んなんですね。・・・羨ましい。( ← イエローカード!
しかし、異性の存在が性ホルモンの分泌を瞬時に変化させる仕組み、これがひと目ぼれのメカニズムだと言われてもねぇ~。
そうすると私もかってカミさんと初めて会ったとき、神経伝達物質の分泌が増え、特定の脳ホルモンが増加し、血液中の男性ホルモンの濃度が瞬時に下がっていたのだろうか?
まあ、百歩譲ってそれは認めるにしても、今はどうなんだと考えると、ちょっと怖い気もしてきます。
脳内を巡る血液や脳細胞の組織内において、神経伝達物質やホルモンに目立った変化は起こっていませんなどと言われたら、なんだか寂しいような気がしてくるではありませんか。(苦笑!
全身が雷鳴に打たれたかのようにシビれて、胸の奥が押しつぶされるようで、・・・ただただ、切なくて、切なくて。
いくらなんでもそんな繊細な人間様の色恋を、雌を見るとすぐその気になってしまうというウズラの雄と同列にしてほしくありませんなあ。(笑!

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