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「パリわずらい 江戸わずらい」


今手にしている本、浅田次郎著「パリわずらい 江戸わずらい」。

JALの機内誌に連載されている著者のエッセイを単行本化したエッセイ集、「つばさよつばさ」「アイム・ファイン!」 に続く第3弾になります。

ユニークな題名の前半部分からは、1年の内1/3は旅をしているという無類の旅行好きを自認する筆者のことが彷彿されます。ヨーロッパを訪れるときは、行き先がどの国であれ必ずいったんパリに下りると、エッセイの中でも記していますね。

後半の部分からは、ご維新ではご先祖がこっ酷い目をみたという武士の系譜をもつ東京下町生まれの江戸っ子の生い立ちがにおってきます。

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筆者いわく、小説家は創造力を発揚して架空の話をでっちあげる「嘘つき」でなければ務まらないし、随筆家は自分の心に感ずるままを正直に書き綴る「正直者」でなければならないと。

平生3本の連載小説を同時に抱えて、毎日「嘘の限り」を考えながら、その締め切りの合間に「正直者」の原稿にも追われている毎日と自ら自嘲気味にいう筆者。

いったい浅田次郎の頭の中はどうなっているのだろうと思いたくなりますが、天才文人の頭の中なぞ、凡夫にわかろうはずがありません。

唯一わかるのは頭の中ではなくて、外。頭髪が後退したみごとに秀でた光り輝く額ぐらいか。(笑!


超多忙作家が国内外の旅先で遭遇した抱腹絶倒の出来事から、日常の身辺に起こる驚きと感動のエピソードを集めたエッセイ40篇。


私の「浅田次郎わずらい」は、当面解消されそうにありません。




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