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越路はすべて水田の中にある


新聞の暦欄によれば、本日の日の出は4時49分とあります。

北東から南西に弓の弦を張ったように伸びる日本列島の西と東では、日の出、日の入りの時刻も違って当然。では新聞の暦欄に書かれている日の出の時間は、どこで観測したものだろう?

東京?東経135度の子午線が通る明石?

東京であれ明石であれ、当地北陸富山はおおよそ日本列島の真ん中に位置していますから、新聞に書かれた日の出の時間と大差ないはず。

ところが実際はこうです。今朝5時5分ころに東側の窓より撮った風景。携帯のカメラを夜景モードにして撮りました。

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夜明けというより夜明け前と言った方があたっていますね。富山平野から東の方角には北アルプスの3000m級の山々が屏風のようにそびえ立っていますから、太陽が北アルプスを昇るというか登るというか、その分だけ日の出が遅れるのでしょう。

私の観察したところによれば、その時間差はおおよそ30分。そのうち太陽が北アルプスの稜線から顔を出す10分から20分前のおおよそ10分間、心が洗われるような風景に言葉を失います。

かの名作「夜明け前」で「木曾路はすべて山の中である」と書いたのは島崎藤村でしたが、「越路はすべて水田の中にある」とつぶやきそうになります。

北陸富山は今まさに初夏を迎えようとしています。




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