「野生のトキ」
新潟県新発田市で見つかったトキが、足輪を付けていないことから、平成24年に国内の野生としては36年ぶりに誕生したトキのうちの1羽とみられるという話題。
ウエブトピックスより、
野生誕生トキ、佐渡から本州飛来か 新潟県新発田市で発見
注目したいのは、「野生のトキ」と表現していること。なるほど、佐渡トキセンターで飼育し放鳥したトキは、自然下で生息しているとしても、野生ではないということか。あくまで人工飼育したトキということですね。これに対して新発田市で発見されたトキは、自然下に放鳥されたトキのカップルから誕生し成長したトキ。文字どおり野生のトキというわけです。
日本のトキが絶滅してから10年、ついに待ちに待ったこの時が来たんだなという思いがします。
これが一羽、二羽と増えていき、日本各地の田野に野生のトキが群れをなして飛び交う姿を見たいものです。
