「1円を笑う者は1円に泣く」
私たちは子どものころより、「1円を笑う者は1円に泣く」と教えられて来ましたが、カナダではそのような教訓はないのでしょうか?
ウエブトピックスより
カナダが1セント硬貨廃止へ、「経済への負担重い」
日本では現金決済が主流ですから、買い物をしてお釣りをもらうときどうするのだと思ってしまいがちになりますが、西欧諸国では支払をカードや小切手で済ますことが多いですから、支払に端数が生じても実際の通貨のやりとりは必要がありませんね。さらに受けたサービスの対価のほかにチップを支払うのが常態化していますから、レストランで食事をして48ドル25セント請求されれば、50ドル渡して釣りは心付けとするのが一般的です。
そうすれば確かに1セント硬貨は必要ないのかもしれませんね。1セント硬貨を作るのに1.6セントかかり、流通を中止すれば総額で9億円コストが削減できるとあれば、ものごとを合理的に考え判断したがる西欧社会ですから、カナダ政府の判断は極めて自然に思えます。
しかし「1セントは実用的硬貨というより、むしろ厄介者」という考えは、実際そうだとしても勤勉を尊び、貯蓄の心がけの大切さを教えられてきた日本人の間では、受け入れがたいのではないでしょうか。
私はたとえ1円であっても釣り銭はしっかり貰い、小銭入れにしまう口です。(笑!
コンビニで買い物をして買い物合計がたとえば723円であったとしましょう。そのとき小銭入れの中に1円玉が3枚あったら超ラッキー。千円札1枚と23円渡して300円お釣りを貰うのって、何か得をしたような気がしませんか。
日本では1円玉がなくなるようなことは決してないと信じたいです。
