時代小説が好きPART39「神君家康の密書」
今読んでいる本
「神君家康の密書」(加藤 廣著 新潮社)
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75歳で文壇デビューした加藤廣、ベストセラーとなった本能寺三部作「信長の棺」「秀吉の枷」「明智左馬助の恋」は、図書館でも大人気で貸し出しの順番待ちをして読んだのでした。
今ようやく「信長の棺」が文庫本で出版されていますね。「空白の桶狭間」あたりが文庫本になったら、また読み直してみたいなと思っています。
さて、「神君家康の密書」は、表題の他に「蛍大名の変身」「冥土の茶席」が納められている短編集です。順に福島正則、京極高継、柴田勝家の3人の戦国武将のあまりにも劇的な生涯が、それぞれ家康と交わした密書、高継の淀君への恋慕、信長が勝家に与えた名器井戸茶碗を巡って描かれています。
時代小説ファンお勧め一冊です。
