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太陽光パネルと琵琶湖周航の歌


われ~は 湖の~子♪ さす~らいの~♪
旅にし~あれ~ば♪ しみ~じみと~♪

と歌い始める琵琶湖周航の歌は、大正6年に旧第三高等学校(現京都大学)のボート部学生が作った歌ということです。以来三高の寮歌として学生たちに歌い注がれてきたこの名歌を、昭和になって加藤登紀子が歌い大ヒットしたのでした。

6番目まである歌詞を順に追うと、大津の三保ヶ埼を漕ぎ出し、雄松、今津、竹生島、長浜、彦根、長命寺と、琵琶湖の西岸を北上して竹生島経由で時計回りに東岸を下る文字通り周航の船旅であったことが窺えます。

本日のウエブトピックスより
 <メガソーラー>滋賀県草津市が誘致表明 候補地に琵琶湖岸

ソフトバンクの孫正義社長が打ち出したメガソーラー構想、滋賀県草津市の橋川市長がいち早く手を挙げたというニュース。

候補地は琵琶湖東岸の矢橋帰帆島(やばせきはんとう)ということだそうですが、この難しい名前の島がどこにあるのか調べてみると、古より伝わる楽器の琵琶をひっくり返したような琵琶湖の南東岸、丁度楽器の弦が集まって来て束ねられる部分にありますね。


西国十番 長命寺
汚れ(けがれ)の現世(うつしよ)遠く去りて
 
琵琶湖周航の歌でいえば、6番目に歌われている長命寺のさらに南、おそらく3泊・4泊波間に漂う旅もいよいよ終わりに近づき、艇員も一同にほっと一息ついたであろうころに、ボートの左舷に湖岸から小さく突き出るように見えてくる島が、この矢橋帰帆島になりますね。

この島一面にきらきらと陽光に輝く太陽光パネルが敷き詰められるような時代が来ようとは、さしもの第三高等学校の俊英をしても想像だにできなかったに違いありません。

古の第三高等学校ボート部の艇員が、近い将来この国のエネルギー政策の転換を象徴するであろう矢橋帰帆島の姿を見ることが叶うとしたならば、彼らはどのような歌詞を七番目に残したことでしょう。



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