年の瀬の猛吹雪
あと12時間余りで新しい年を迎えようとしていますが、今日は未明より大荒れの空模様。
今年の〆は、猛吹雪で暮れようとしています。
会社社屋の2階東向きの窓から撮った写真。・・・真っ白で何も見えません。

1ヶ月前に同じアングルで撮っ写真を 「この冬撮ったお気に入りの写真」に投稿していました。
今冬初めての遭難事故のニュースが、全国放送で報じられた日のことでした。

北アルプス立山の登山口、室道のバスターミナルからすぐ近くのところでスキーを楽しんでいたスキーヤーが雪崩に巻き込まれ、このうち2人が死亡したという事故でした。皮肉にもバスターミナルがこの日で閉鎖された直後に起きた出来事であったそうです。この時でさえ2メートル以上の積雪があったということですから、この様子ではすでに4~5メートルになっていると思われます。
今シーズンも元旦の日の出を立山連峰の山々で仰ごうと、多くの登山家が入山していると聞きます。
天気予報によれば、正月3日まで荒れ模様の天候が続くということです。十分に自重をして、場合によっては引き返す勇気を発露するのも立派な登山家であるということを忘れないでもらいたいものです。
この年の瀬にそんな不安な気持ちで、吹雪の向こうにあるはずの立山連峰を見つめています。
