不味い夕食
世界的な食糧危機や高騰するエネルギー価格への対応などを主要議題として、G20国による外相会合が7日、インドネシアのバリ島で始まったとニュースは報じています。
会合に先立ち7日夜にはインドネシア外務省主催の夕食会が開かれたとのことですが、日本の林芳正外務大臣ほか、G7各国の外務大臣が夕食会を欠席。林外相は「ラブロフ氏のいる社交の場には出席できない」とおっしゃたとか。
ロシアによる隣国ウクライナへの軍事侵攻を非難する西側各国にしてみれば、食糧危機やエネルギー問題の原因はロシアにある。そのロシアが来て何を協議しようというのだ。そんなヤツと一緒にはメシは食えぬといったところでしょうか。
当
まあ、当のラブロフさんにしてみればお立場というものがありましょうから、G20国の一員として出席しないわけにはいかない。さぞかし不味い夕食であったでしょうね。


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一人もコロナ感染者がいないと言われていたが・・・。
世界の耳目はヨーロッパ東部にある平野の国に注目を集めているというものの、大陸の極東に盲腸のように飛び出た半島の付け根に位置するかの国の動静も忘れてはなりません。
世界中の国を苦しめた新型コロナウィルによるパンデミック、なぜかかの国だけが完全な防疫の実施により一人の感染者も出ていないと発表され続けていましたが・・・。
突然にかの国の首都で1日に26万人もの発熱者が出たと発表がなされました。さらには、かの国の若き指導者が緊急に幹部を招集した会議で、対策を協議している様子も報道されていましたね。映像に写り出された壁の時計の針は午前2時を指していました。出席者全員マスクを着用していましたね。指導者が幹部の報告にイラついて、握ったペンで激しく机をたたいている様子まで写し込まれていましたが、これは意図して放映されたものだろうか。
それと同時に国営テレビでは、感染症から回復したという人が取った治療方法についても紹介されていました。上流階級と思われる人が取材に応じていました。塩水でうがいをし、生姜湯を飲んで、乾燥したヨモギを焚いた部屋で安静に過ごしたところ、健康を回復したといった内容でしたが。
26万人と報じられた発熱者が、新型コロナによる発熱とは断じられていないのも、あくまで一人の感染者も出ていないと言い続けて来たことを覆すわけにはいかないからなのでしょうか。もしかしたらPCR検査のキッズ不足で検査ができないゆえにコロナと断定できないので、あるがまま発熱者と正直に報じただけなのだろうか。
かの国の南に位置する国では、このほど新しい指導者が民意により大統領にえらばれました。アメリカのバイデン大統領が現在訪問中です。かの北に位置する国が準備していると言われる核実験と弾道ミサイルの発射について、両国間で協議が持たれると報じられていますが、ぜひかの国の"原因不明"の発熱をともなう疾患についても議題に取り上げてもらい、厚い人道的支援の道を探ってもらいたいものだという思いを強くしています。もっともかの国がそれを受け入れるかどうかという問題は、常にありますが。


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「余」のつく言葉
昨日の11時36分東北地方で震度6の大きな地震があったとニュースは報じています。
3.11 の惨劇が脳裏に浮かびました。あの大地震と大津波、そして原発事故による惨状は、今日までの復興という名の下の懸命な努力をもってしても依然として回復しきれていないと言わざるを得ませんね。
朝一にテレビのスイッチを入れれば、この1~2週間は最大震度5クラスの余震が発生する恐れがあるので、十分な警戒が必要であるとの報道。
・・・「余震」に注意が必要ですって?思わず「もういいです!」と声を張り上げてしまいました。
古の昔より、日本人は表に現れてこない隠れた部分にあるものに美意識を見いだしてきた民族ですが、それは「余情」、「余白」、「余話」、「余韻」といった言葉にもよく表されていますね。しかし「余震」だけは唯一例外で、日本人の美意識を大きく狂わす言葉というしか言いようがないのは、ほんとうに残念なことです。
「余震」を辞書でくると、「大地震のあとしばらくの間、引き続いて起こる小地震」とあります。あまりにも無機質に並べられた事実だけを示す言葉が、恨めしくさえ思えてきます。
この国が揺れる大地の上にあるということを改めて思い知らされた昨日夜半の地震でした。
11年経った今でも不自由な生活を余儀なくされている3.11の被災地をまたしても襲った今回の地震。一刻も早く「余白」や「余話」を楽しみ、「余情」や「余韻」にひたれる安寧な日々が、再び訪れることを祈ってやみません。


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「首相公邸には幽霊が出る」という都市伝説
岸田首相が11日、東京・赤坂の衆院議員宿舎から、首相官邸に隣接する公邸へ引っ越しされたという話題。
ウエブニュースより、岸田首相が公邸に引っ越し、危機管理アピール
首相の仕事は激務であることは言わずもがな。分単位でスケジュールが組まれるという首相のことを思えば、住まいから1分余りで官邸へ行けるというのは、効率的ですよね。
官邸を利用するのは野田元首相以来ということですが、その野田さんが菅前首相に危機管理の面をとっても首相は公邸に住まうべきであると、国会で質問したことがあったはずです。
首相の仕事場である官邸は、2002年にそれまで使用されていた旧官邸の隣に近代的な機能を装備した建屋に新築されました。旧官邸の建物は取り壊すことなく、改装され公邸として使用されることになった。この旧官邸は確か関東大震災以降に、当時の最新の建築技術を投じて作られたもの。以降歴代の首相が執務を執ってきたのがこの旧官邸激。いわば激動の昭和の歴史を刻んだ建物といえます。
激動の昭和史を象徴するのが、昭和7年(1932年)5月15日。そして昭和11(1936)年2月26日。旧陸軍の青年将校らが起した二つのクーデター未遂事件以降、わが国はあの暗黒の時代へと突き進むことになったのでした。
私はここで何も暗黒の昭和史について言及しようとしているのではありません。「首相公邸には幽霊が出る」という都市伝説を耳にされた方いらっしゃいますでしょう。
なぜか歴代首相は公邸に居を構えようとせず、安倍さんにしても麻生さんにしても私邸から官邸の執務室に通勤していた。菅前首相にいたっては、東京には私邸をお持ちでなかったのもありましょうが、手狭な議員宿舎から通っておられた。
安倍さんは2月26日が近づくと、「この時期は公邸には泊まりたくない」とおっしゃっていたそうですから、もしかしたら”見た”のかな、”出た”のかなと興味津々です。
野田元首相は平気だったのでしょうか?首相はなぜ公邸を利用せず私邸から官邸に通勤しているのか?公邸に幽霊が出るからかと、野党議員になってから国会で安倍首相(当時)に質問されていましたね。
森元首相は、深夜にザックザックという将兵の行軍する足音を聞いたとおっしゃっているそうですが、するとこれはやはり2.26の反乱軍将兵の幽霊なのだろうか?
でも幽霊に足があるという話はあまり聞いたことがありませんし、そもそも幽霊というのは本人の意志に反して惨い仕打ちの上に殺害された人の魂が、成仏しきれずこの世に彷徨い出るものだそうですから、加害者である反乱軍将兵が幽霊になって出るというのはおかしいような気がします。当時の公邸の主である岡田首相と間違われて殺害された、首相秘書官の亡霊というのならわからないでもありませんが・・・。
でも首相秘書官はとっさのことに岡田首相を押入れに隠し、自分が進んで身代わりに立ったとも伝わっていますから、そうであれば決死の覚悟の上の行動であったとも解釈できます。納得の上で自ら死を選んだのであれば、そういう人の魂が未練がましくこの世に彷徨うということもないように思うのですが。
今公邸に泊まることのできる人は首相しかいないわけだから、真相を解明できるのは岸田首相、貴方だけです。
そんなわけで、来年の2月26日前後の首相会見をとても楽しみにしています。(笑!


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法治国家の泣きどころ
季節は秋も終わりすでに冬に入ったと言えるのに、遅れてやって来た秋の使者サンマ。千葉県銚子漁港に今季初のサンマが水揚げされたとウエブニュースは伝えていますが、これはもはや秋の話題とは言えますまい。
記事を読み進めると、「昨年より41日遅れの水揚げ」「記録的な不漁」「燃料費で水揚げが消えてしまう」と書いてあるように、これは秋の風物詩を取り上げたというより、燃料となる石油製品の高騰が、漁業、農業、陸運をはじめとする国民の生活に直結する各産業に深刻な影響が出始めているという社会現象をとりあげたもの。
時を同じくして、政府は<石油の国家備蓄を放出する方針を決めたと報じられています。
原油の国内需要の減少で1日あたり必要な備蓄量は減っているため、その余剰分を市場に放出するということですが、その量は2~3日分だとか。素人目にみてもいかにも少ないように思われます。兵法では兵力の小出し投入は最も慎むべきことと戒めていますね。ここはどんと三か月分を放出するとかできないものかと思うのは私だけではありますまい。
ところがそうはいかない事情があった。日本は法治国家ですから、行政のやることは何事も法律に準拠していなければならない。石油の国家備蓄は240日分で、放出が認められるのは供給が途絶する恐れがある場合や災害時に限られると石油備蓄法によって定められているのだとか。では法律を改正すればいいじゃないかと言っても、改正するのに二月も三月もかかってしまうのがこの国の常。
そこで原油の国内需要が減った分だけ放出しようという苦肉の策。あくまで240日分を維持できていれば法律に反しないというわけです。しかも、放出によって得た代金を石油元売りに要請した高値の卸値を抑えるための補助金の原資に回そうというのですから、いかにも霞が関のお役人の考えそうなことですね。(涙!


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