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鮎釣りの思い出


わが故郷北陸富山は、南側には北アルプスの3000m級の山々が屏風のようにそびえ立ち、そこを源とする川が中央の平野部を流れ、富山湾に注いでいます。

私は富山県西部の商業都市高岡市の在住。仕事の関係で県都富山市へはよく出かけますが、この行き来には、富山平野を流れる二つの大河を渡ることになります。

まず高岡から富山方面へは、出てすぐに庄川を渡らなければなりません。それから車を走らすことおおよそ30分。富山市中心街へ入る直前には、神通川を渡ることになりますね。

昨日も所用で富山まで出かけたのですが、2本の大河を渡っていると、何れの川でも川の中に胸まで浸かって竿を繰り出している多くの釣り人を見かけました。

・・・おおっ、これは釣りだな。釣果はどうかな?


鮎釣りといえば、20代のころ、これに熱中したことがありました。鮎といえば友釣りが有名ですが、私が凝ったのはドブ釣り。毛針釣です。

ここでその鮎釣りの変わった経験談を一つご披露したいと思います。

朝から釣果に恵まれ、ホクホク顔で竿を操っていると、いつにない大きな引き。釣り上げた鮎を見ると、鼻には鼻管が、尻ヒレには逆さ針が打ってあり、鼻管からはてぐすが長く延びていました。

ナント友釣りの囮から逃れた鮎を釣ってしまったのです。囮になるだけに良型の鮎、25~6センチはあったでしょうか。さすがにおとり針は切れて引きずってはいませんでしたが・・・。

いかに生きていくためには餌を捕食しなければならないとはいえ、どこまで人間にいたぶられれば気がすむのか、この鮎がかわいそうになり、鼻管と逆さ針を外して、川に逃がしてやりました。それからどうしたというのでしょう、ピタリと釣れなくなって、早々に竿を収めたことが思い出されます。

きっと逃がした鮎が、今日は虫に喰らいつかないほうがいいと、仲間の鮎に言いふらしたのだと釣仲間から冷やかされましたが・・・。(苦笑!



鮎の香を聴かんと 窓下げ橋上をゆく





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本句取り


一昨日の日曜日のことです。早朝に会社に来てみると、周りがずいぶん騒々しいので驚きました。

これはどうしたことかと窺えば、会社社屋から市道一本向こうに流れる川の土手に生えた草を刈っている草刈り機のエンジン音。市から委託されているのでしょう、7~8人の人が背丈ほどにまで成長した草木と格闘しておられました。

社屋2階の事務所の窓からその様子をパチリ。

土手の草刈り


たまたま機械の調子が悪くなったのか、一番左の人がしばらく機械を止めて調整しているようでしたが、上手くエンジンが始動しないので、同僚を呼んでいるところです。

写真を撮るのに窓を開けると、ブ~ンという草刈り機のエンジンの合唱音とともに、エンジンの排気ガスと刈られた草の青臭い臭いが混じった、何んとも表現のしようのない臭いが鼻をつきました。

気温が上がらぬ早朝から、おそらく明け方の薄暗いころから始められたのではないでしょうか。この写真を撮った6時ごろには見てのとおりだいぶ仕事も進んだようです。7時過ぎに気づいたときには、エンジンの音もすっかり止んで、何事もなかったかのようにいつもの静かな日曜の朝に戻っていましたから。


夏草や夢も見ぬまに刈られけり


和歌の世界では本歌取りという手法を用いた歌があることは、私も高校の時に習って知っています。確か古の有名な歌から一句か二句取って来て、本歌とは違った内容の歌に仕上げるというのでしたか。

ところが俳句の世界で「本句取り」というようなことは、聞いたためしがありませんね。俳句に使える文字数は、短歌よりさらに14文字絞られて全部で17文字ということになりますから、古句から取れる文字数にも制限があるということなのでしょう。駄句になるのがオチですね。

俳句をこよなく愛し俳句に精通した人たちからひんしゅくを買うのを覚悟して、あえて駄句を披露してみました。・・・ゴメンナサイ。






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子どもたちは小学校5年生から英語を習うことに


日本人は学校で10年間も英語を習って来ても、ろくに会話もできないという話をよく耳にします。

正直に告白します。・・・私もその口です。(笑!

ところで新しい学習指導要領の改訂にともなって、2020年度から初めて小学校で使われることになる英語教科書が、この度検定作業に入ったと報じられています。

ウエブトピックスより、
「聞く」「話す」重視=日常の場面想定-発音など検定で修正・英語教科書

ほぉ~、これからの子どもたちは小学校5年生から英語を習うことになるのですか。そうすると10年間ではなく12年間習っても、ろくに会話もできないと言われることになりますな。(笑!

・・・そうではなかった。そうならないためにも小学5年生から、聞くこと、話すことを中心に英語を習おうということなんでしょうね。


英語には日本語にない発音をする語があるため、日本人には聞き取ることも発音することも難しいということが理由として上げられていますね。

皆さんは「L」と「R」の発音を正確に聴き取れますか?正確に発音できますか?

これからの子どもたちは、そこのところを重点的に小学校から習おうということですから、しっかり学んで英会話に慣れて欲しいものです。しかし、私に代表されるごとく、すでに「10年習っても・・・」組は、どうしたらいい?



ウエブトピックスより、
LとR、装置で聞き分け改善 日本の研究チームが開発

このほど情報通信研究機構や大阪大などの研究チームが、「L」と「R」を聞き分ける能力を装置を使って向上させる手法を開発したという話題。

この装置を使って1日1時間のリスニングの訓練を5日間続けたところ、平均で6割だった正答率が、5日後には9割近くまで上がったということです。

なになに、本人は音を聞き分ける学習をしているつもりがなくても、無意識のうちにリスニング力が高まったと。

・・・私も訓練受けてみようかな。(笑!


しかし、よくよく考えてみれば、私は1日1時間も英語のヒアリングの勉強などしたためしがありませんでした。

うん?・・・なんだ、そういうことか!

毎日1時間勉強を続ければ、そりゃあ誰だって能力が向上するでしょう。


たしかこれを英語では、「Practice makes perfect.」と言いますよね。

求道に王道なし。「習うより慣れろ」というのは、西洋でも日本でも同じということでしょう。


そこで一句、
過ぎ去りし十年偲ばる 「L」と「R」


・・・お粗末でしたっ!(Poor enough!)


いや、10年どころかもはや50年前のことになりますね。

「This is a pen.」、もはや伝説的な英文となりました。



 


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柏手を打つにもスマホかざす春



平成最後の年が明けました。皆さん初詣に行かれましたか?

ところで初詣といえば、お賽銭いくらぐらいご用意されますすでしょう?

近頃は国もキャッシュレス化を進めていることもあり、お賽銭も電子マネーで決済できる仕組みを採用する神社仏閣が増えて来たというのですが・・・。

ウエブトピックスより、
「電子さい銭」全国で拡大=神社・寺、訪日客らに狙い-「便利でいい」「御利益ない」


数年前になりますが、近くの神社に初詣に行った時のこと。

神前に畏まりお賽銭を投じようとして小銭入れを開いたところ、中には5円玉が1枚と1円玉が3枚ということがありました。いくら何でも8円じゃ神様に申し訳ないですよね。

わぁ~、年の初めから千円の出費は痛いなあ~と思いながら、札入れを取り出してみれば、1万円札が3枚と5千円札が1枚。

今年1年が良い年であるようにと詣でたはずの神前で、柏手を打つ前からすでに私の思いは裏切られていることを知ることに相成ったのでした。(涙!

・・・恥を顧みず書かせていただきます。神様には8円でお許しいただくことにさせていただきました。(笑!


・・・なるほど、そんな時こそ電子マネーでお賽銭を投じる(この場合投じるという表現が正しいかどうか疑問ではありますが・・・)ことができれば、別段恥ずかしい思いをしなくていいですか。

しかし、なにか釈然としない気もしないではありません。記事に書かれているように、「罰当たりな気がする」と感じられる人、多いのじゃないでしょうか。

「さい銭はそもそも、米や魚などの奉納が現金に変わったもの。現金が進化した電子マネーでも違いはない」とは、言われてみればごもっとも。



現金も電子マネーも許す神

柏手を打つにもスマホかざす春



・・・お粗末でした。






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「茶摘(ちゃつみ)」


夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る

あれに見えるは茶摘じゃないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠


日本の唱歌「茶摘(ちゃつみ)」です。

立春から数えて88日に当たる日が八十八夜、現代の暦では5月2日ごろになるということですが、旧暦では当然のことながらゴールデン・ウィークなどありませんから、現代人が休暇と称して旅行やバカンスに興じているとき、昔の人は野や山の風景を眺め、夏の到来に思いを馳せたということになりましょう。

茶摘は初夏の風物詩ということになりますね。


狭山茶で有名な埼玉県入間市では、八十八夜にあたる5月2日に「八十八夜新茶まつり」が行われているということです。

八十八夜新茶まつり=埼玉県入間市

同時に配信されている写真を見ると、市の庁舎のすぐ横に茶畑が作られているようですね。お茶の生産ばかりではなく、お茶そのものを狭山市の有力な観光資源として活用しようという市の力の入れようが見て取れます。

急須を知らない子どもが増えたと市長が挨拶の中で述べられたそうですが、なるほど、子どもならずともこの私でさえ、もっぱらペットボトル入りのお茶を利用していることを思えば、急須を知らぬ子どもを咎めることはできませんね。(苦笑!

急須を知らぬのなら、"あかねだすき"や"菅(すげ)の笠"を知らぬのも仕方のないことか。せめて「茶摘(ちゃつみ)」の唱歌で、お茶のことを学んで欲しいものですな。

日和つづきの今日此の頃を
心のどかに摘みつつ歌ふ

摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ


今日家に帰ったら、急須でお茶を入れて、昔より受け継がれて来た日本の豊かな文化を新緑映える野山の香りと共に味わってみることにしましょう。




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